CISタワー

CISタワー
左側に太陽光パネルを取り付けたサービス タワー、右側にガラス張りのオフィス タワーを備えた CIS タワー。
CISタワーはグレーター・マンチェスターにあります
CISタワー
グレーター・マンチェスター内の位置
記録的な高さ
1962年から1963年までイギリスで最も高かった[I]
先行施設シェルセンター
後継施設ミルバンクタワー
一般情報
種類オフィス
建築様式インターナショナルスタイル
場所イギリス、マンチェスター、ミラーストリート
座標北緯53度29分11秒 西経2度14分18秒 / 北緯この場所の地図、航空写真、その他のデータ
着工1959年9月
完成1962年
開館1962年10月22日
改装済み2006年
費用398万ポンド
所有者SPV デボンシャー(CIS タワー)リミテッド
高さ
屋根118メートル (387フィート)
技術詳細
階数25
延床面積388,000平方フィート(36,000平方メートル)
設計・施工
建築家ゴードン・テイト GSヘイ
開発業者協同組合保険協会
指定
指定建造物- グレードII
正式名称協同組合保険協会(CIS)ビル
指定1995年11月24日
参照番号1270494

CISタワーは、イギリスのマンチェスター、ミラー通りにある高層オフィスビルです。協同組合保険協会(CIS)のために建築家ゴードン・テイトとGSヘイによって設計されたこの建物は、1962年に完成し、高さ118メートル(387フィート)に達します。2026年1月現在、グレードII指定建造物であるこの建物は、グレーター・マンチェスターで18番目に高い建物でありロンドンを除くイギリスで最も高いオフィスビルです。このタワーは40年以上建設当時のまま残っていましたが、サービスタワーのメンテナンスの問題により、ファサードを太陽光パネルで覆うなど、 大規模な改修が必要になりました

敷地

タワーは、マンチェスター内環状道路を形成するミラー通りに位置し、ゴードン・テイトとGSヘイが設計し、CISの親会社である協同組合卸売協会(CWS)のために同時に建設された高層オフィスビル、ニューセンチュリーハウスに隣接しています。 [ 1 ]建物が建っている区画は第二次世界大戦中に激しい爆撃を受け、その後撤去されました。[ 2 ] CISタワーとニューセンチュリーハウスの敷地は、地方自治体が提供した2つの土地のうちの1つでした。もう1つの敷地はピカデリーにありましたが、開発計画には店舗とホテルを含めるという条件が付いていました。[ 3 ] CIS理事会は自治権を損なうことを望まなかったため、ミラー通りの敷地を選択しました。[ 3 ]

タワーの向かいにはワン・エンジェル・スクエアがあり、2013年にオープンし、コーオペレーティブ・グループ(CWSの後継企業)の本社として機能しています。建物群はNOMA(「ノース・マンチェスター」を組み合わせた造語)を形成し、20エーカー(8.1ヘク​​タール)の土地は以前はコーオペレーティブ・エステートとして知られていました。このエリアはコーオペレーティブ・グループがヘルメス・インベストメント・マネジメントとの合弁事業で開発しました。2017年、コーオペレーティブ・グループは中核事業である小売業に注力するためにNOMAの株式をヘルメス・インベストメント・マネジメントに売却しましたが、いくつかの建物のテナントとして残っています。[ 4 ] 6,500人以上がこの地域で働いています。[ 4 ]

建築

ミラー通りから見たCISタワー

形態

オフィスタワーは5階建てのポディウムブロックの上にそびえ立っています。各ポディウムフロアは75m×55m(246フィート×180フィート)で、 1階あたり4,125m²(44,400平方フィートの床面積を提供します。[ 5 ]タワー内の各オフィスフロアは18m×44m(59フィート×144フィート)で、1階あたり727m²(7,830平方フィート)の床面積を生み出します [ 5 ]タワー部分、鉄骨造りのメインオフィスビルと、窓のない鉄筋コンクリート造りのサービスタワーで構成されています。[ 6 ]サービスタワーはメインオフィスブロックよりも高くそびえ立ち、エレベーターと階段が設置されています。[ 7 ]

建物は左右対称の平面図をしており、メインタワーはポディウムブロックの北東端から立ち上がり、正面では最初の2階とメインエントランスの上に突き出ている。[ 2 ]サービスタワーはメインタワーの南西側の中央に取り付けられており、ずんぐりとしたT字型を形成している。[ 2 ]建物全体の床面積は388,000平方フィート(36,000平方メートル)で、[ 8 ]オフィスフロアは明確なオープンスペースがある。

ファサード

オフィスタワーとポディウムの両方に、金属製の窓枠が付いたガラスカーテンウォールが採用されています。黒色のガラス質ホーローパネルが階数を区切っています。建築材料であるガラス、ホーロー鋼、アルミニウムは、汚染されたマンチェスターの大気中でも建物を清潔に保つために選ばれました。[ 9 ]

オフィスタワーの上にそびえ立つコンクリート製のサービスシャフトの上部には2本の通気口があり、1400万平方センチメートルの灰色のモザイクで覆われている [ 2 ]キラキラと輝くように設計されている。[ 10 ]

インテリア

ウィリアム・ミッチェルによるグラスファイバー製の緑色のブロンズのような抽象的な壁画が、エントランスホールの奥の壁を覆っています。[ 2 ]インテリアはデザインリサーチユニットミーシャ・ブラックがデザインしました。エグゼクティブエリアはチーク材とチェリー材のベニヤ板で区切られています。[ 9 ]

歴史

発展

計画

CISの取締役会は、マンチェスター市内の10棟の建物に分散していた2,500人の職員を収容するために、新しい本部が必要であると決定しました。[ 5 ] 1953年1月、CISのゼネラルマネージャーであるロバート・ディネージは取締役会に新しい本社の計画を開始するよう指示し、その年にマンチェスター市(現在のマンチェスター市議会)との最初の協議に入りました。[ 11 ]ディネージが考案した建物の設計要旨は、3つの要素で構成されていました。CISと協同組合運動の威信を伝えること、協会が最大の金融機関の1つであるマンチェスターの景観を改善すること、そして職員に一流の宿泊施設を提供することです。[ 2 ]

CIS理事会は、プロジェクトを監督するために、オフィス施設に関する主要小委員会を設置した。任命された建築家、デザイナー、ディレクターからなる代表団が、当時のオフィスデザインを視察するため、イタリアアメリカ合衆国カナダを視察した。[ 12 ]タワーのデザインは、1958年に建築家がシカゴを訪れた際にスキッドモア・オーウィングス・アンド・メリルが設計したインランド・スチール・ビルの影響を受けていた。 [ 10 ]インランド・スチール・ビルを視察したプロジェクトチームは、最大限の柔軟性を確保するため、エレベーターシャフトやトイレに邪魔されない、途切れることのないクリアなフロアを目指すことを決定した。[ 11 ]

1958年、同社はCWSの主任建築家であるGSヘイとサー・ジョン・バーネット、テイト・アンド・パートナーズのゴードン・テイトが設計したオフィスタワービルの建設を提案した。

工事

建設は1959年9月に始まり、1962年に398万ポンド(2020年に約8,680万ポンドに相当)の費用で完了しました。[ 5 ] [ 13 ] [ 14 ] CISタワーの主任請負業者はジョン・レイン建設株式会社で、構造工学コンサルタントはAEビア、エンジニアリングサービスコンサルタントはCWSの主任エンジニアであるO.キャスティックでした。[ 2 ]

CISタワーは、1962年10月22日にエディンバラ公フィリップ殿下によって正式に開館しました。 [ 2 ]高さ118メートル(387フィート)のこのタワーは、シェルセンターを抜いてイギリスで最も高い建物となり、ロンドンのミルバンクタワーにその座を奪われるまで1年間その座を維持しました。グレーター・マンチェスターでは、 2006年にビーサムタワーにその座を奪われるまで、最も高い建物であり続けました。 [ 15 ]

改修

2002年、改修前のモザイクタイル張りの塔

建設から6ヶ月以内に、サービスタワーのモザイクタイルの一部が、セメントの劣化とコンクリートの伸縮目地の不足により剥がれ落ちました。タワーは1995年に指定建造物に指定されましたが、タイルの剥がれは継続的な問題でした。改修によって建物の外観が変わる可能性があるため、イングリッシュ・ヘリテッジに相談する必要がありました[ 16 ]

2004年、CISはSolarcentury社と協議し、劣化したモザイクを575.5キロワット(771.8馬力)の青色建物一体型太陽光発電(PV)セルに置き換える計画を策定しました。このセルは年間約18万キロワット時(65万MJ)の発電量を見込んでいました。この工事はArup社によって完了し、当時ヨーロッパ最大の商業用太陽光発電ファサードとなりました。シャープ社製のPVセル[ 17 ]は、2005年11月からナショナルグリッド(National Grid)への電力供給を開始しました[ 18 ] [ 19 ]。

550万ポンドの費用がかかったこのプロジェクトは、北西地域開発庁から88万5000ポンドの助成金を受け、貿易産業省(DTI)のエネルギー貯蓄信託から17万5000ポンドの寄付を受けた。[ 18 ]この太陽光発電プロジェクトは、DTIによって2005年の「10大グリーンエネルギープロジェクト」の1つに選ばれた。

KeyMTは、タワーの地下に40席の映画館と、スタッフ導入のための研修会場および発見環境を設計・設置した[ 20 ]

再開発計画

2025年4月、開発マネージャーのLenrose VenturesがCISタワーの包括的な再開発のための計画申請を準備していると報じられました。この計画は、空きビルを近代的な複合用途の施設に変えることを目的としています。提案されている計画では、建物を3つの異なるゾーンに再構成します。「タワー」は26階にワークスペースを提供し、「ポディウム」は柔軟なオフィスフロアプレートを提供し、「ストリート」階には飲食店、小売店、レジャー施設が設けられます。提案されている改修は、建物を現代の基準に引き上げることを目指しています。[ 21 ]計画申請は6月下旬にマンチェスター市議会に提出され、25階と26階にまたがる20,000平方フィート(1,900平方メートルのレストランに加え、7階には共用の屋外テラス、ビジネスラウンジ、コワーキングスペースの計画が含まれています。[ 22 ]

批評家の評価と登録ステータス

完成後、このタワーは建築雑誌から賞賛され、 1962年には王立英国建築家協会から銅メダルを授与されました。[ 2 ] 1995年には、イングリッシュ・ヘリテッジからグレードII指定建造物に指定されました。「1960年代のマンチェスターのオフィスビルの中でも最高傑作」と評されたこのタワーは、 [ 9 ]その「規律と一貫性」が評価され、指定建造物に指定されました。

参照

参考文献

参考文献

  1. ^ 「ニューセンチュリーハウス」ヒストリック・イングランド、2013年4月26日。2021年11月7日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h iヒストリック・イングランド「Co-operative Insurance Society (CIS) building, Miller Street, Manchester (Grade II) (1270494)」イングランド国立遺産リスト、 2013年8月23日閲覧。
  3. ^ a bブルック、リチャード、ジャービス、マシュー。「循環型社会の構築:マンチェスターの戦後環状道路」バーミンガム・シティ大学。 2021年11月7日閲覧
  4. ^ a bバウンズ、アンディ(2017年12月21日)「コープグループ、マンチェスターの残りの不動産を売却」フィナンシャル・タイムズ。 2021年11月7日閲覧
  5. ^ a b c d Cave、Duffy、Worthington(2016)、29ページ。
  6. ^キンドレッド、ノルマンディン、マクドナルド (2007)、p. 51.
  7. ^パート3 空調完備のオフィスビル(PDF)、CIBSE向けHeritage Groupウェブサイト、2011年10月31日、12ページ
  8. ^リチャード・フロスト(2017年5月11日)「CISタワー、6500万ポンド超で売却」 Insider Media Limited . 2021年11月8日閲覧
  9. ^ a b c協同組合卸売協会と協同組合保険協会の建物、建物を見る、2011年10月31日
  10. ^ a bソーラータワーの歴史、コープバンク、2011年10月31日、2012年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ
  11. ^ a b Cave、Duffy、Worthington(2016)、29~30頁。
  12. ^ 「CISとCWSの建物」メインストリーム・モダン2021年11月7日閲覧
  13. ^ CIS Tower、Skyscraper News、2011年10月31日、2008年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。 2011年10月31日閲覧。
  14. ^インフレ計算ツールイングランド銀行、2021年1月20日、 2021年11月8日閲覧
  15. ^ 「高級住宅街に青信号」 BBCニュース、2011年10月31日。 2025年8月23日閲覧
  16. ^ CISタワー、マンチェスター、2003年4月、The Twentieth Century Society、2007年4月21日、2011年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ、 2011年10月31日閲覧。
  17. ^ CISタワー、マンチェスター、シャープ製造、 2011年10月31日閲覧
  18. ^ a b太陽光発電タワーが市内を直撃、マンチェスター・イブニング・ニュース、2003年2月22日、 2011年10月24日閲覧
  19. ^ 「CIS 'Solar Tower' Case Study」Solarcentury 、 2007年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ、 2007年9月11日閲覧。
  20. ^ The Solar Tower、The Co-operative Group、2011年10月31日、2011年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。
  21. ^ Whelan, Dan (2025年4月25日). 「マンチェスターCISタワーの改修工事が新たなリーダーシップの下で再開」 . Place North West . 2025年8月23日閲覧
  22. ^ Whelan, Dan (2025年7月11日). 「マンチェスターのオリジナル超高層ビル、新時代の幕開けを告げる最初の画像」 . Place North West . 2025年8月23日閲覧

参考文献

  • コリン・ケイブ、フランシス・ダフィー、ジョン・ワージントン編 (2016). 『オフィス空間の計画』エルゼビア・サイエンス. ISBN 9781483103273
  • ボブ・キンドレッド、カイル・ノルマンディン、スーザン・マクドナルド編(2007年)。近代建築の保存。テイラー&フランシス。ISBN 9781317704904