クロトンのカリフォン
クロトンのカリフォン(古代ギリシア語:Καλλιφῶν)(紀元前6世紀頃活躍)は、ピタゴラス派の医師であった。クロトンの祭司長を務め、市民生活で重要な人物だったらしい。ヘルミッポスはカリフォンがピタゴラスの仲間であったと伝えており、イアンブリコスのピタゴラス派の目録にも登場する。そのため、ピタゴラスの時代から遡れる数少ないピタゴラス派の一人である。[ 1 ]ヨセフス[ 2 ]はヘルミッポスの言葉として、カリフォンの魂がピタゴラスの傍らに昼も夜も留まり、ロバがつまずいた場所を通り過ぎないこと、きれいな泉の水だけを飲むこと、人の悪口を言うな、といった助言をしていたとピタゴラスが主張したことを引用している。ヘロドトスはクロトンの医師デモケデスの物語の中で、デモケデスはカリフォンの息子であったと伝えている。[ 3 ]