吸血蛾

きゅうけつが
日本の劇場公開ポスター
監督中川信夫
脚本
に基づく横溝正史作『吸血画』 [ 1 ]
主演
撮影安元 純[ 1 ]
音楽:佐藤 優[ 1 ]
制作会社
配布元東宝
発売日
  • 1956年4月11日(日本) (1956年4月11日
実行時間
92分[ 1 ]
日本

吸血蛾』 (きゅうけつが)は、 1956年に中川信夫監督によって制作された日本映画。横溝正史の同名小説を原作としている。ヌードモデルをめぐり、奇妙な仮面を被った正体不明の男が付きまとう物語。日本初の吸血鬼映画と評されているが、 『猫とカナリア』と同様に、吸血鬼は超自然的な存在ではないことが明らかになっている。 [ 2 ]池部良が名探偵・金田一耕助役で主演を務めている。

プロット

麻屋会をまとめるデザイナーの麻生文代は、フランス滞在中に天才デザイン画家の伊吹と同棲していたが、そのデザインを破棄され日本に帰国。そのデザインのおかげで一流デザイナーの名声を得ることができた。伊吹が文代を追って来日すると、文代のパトロンである長岡と出会い、秘密を明かす。長岡は伊吹から残りのデザインを買い取ると、時折幻影に変身して文代を呼び出し、高値で売却していた。長岡はこの方法を使って文代を覚醒させ、偽りのデザイナー生活を止めさせようとしていた。伊吹は双子の昆虫学者で昆虫学者の江藤の昆虫兄弟に文代を呼び出し、暴力で和解を促すが、逆に文代に殺されてしまう。麻屋会の幹事長であり、殺人病を患う殺人鬼の村越透は、文代の殺害を知ったことで本性を現し、彼女を自分の女にしろと脅迫する。そして、伊吹の死を誰も知らなかったことを幸運に思い、人狼の伊吹に変身した透は凶悪な犯行に及ぶ。こうして麻耶改専用モデル7人のうち3人が殺され、ついには永岡文代も透に圧倒され、ライバルである串田鶴子を殺害してしまう。一方、伊吹の死を知らない江藤は、次々に起こる犯罪を弟・伊吹の仕業と考え、次なる犠牲者のモデル3人を匿うが、そこに自身も人狼となった透が現れ、江藤は殺害される。透は文代に7人目のモデル・杉野由美子を連れてくるよう指示し、4人のモデルをまとめて殺害しようとする。そこに、殺人犯を追う刑事・金田一耕助が危機に陥り現れ、4人は助かる。文代は徹の拳銃に倒れ、工事中のビルの鉄骨に逃げ込んだ徹は、刑事が警官隊となって現れた際に墜落して死亡した。由美子は恋人の新聞記者・川瀬に殴り倒された。

リリース

『窮血牙』は1956年4月11日に東宝の配給により日本で公開された。[ 1 ] 2008年現在、アメリカでの公開は未定である。[ 1 ]パシフィック・フィルム・アーカイブには35mmの英語字幕付きプリントが所蔵されている。[ 1 ]

参考文献

脚注

出典