東京都調布市に位置する味の素スタジアムは、日本を代表する多目的スポーツ施設です。J1リーグに所属するFC東京東京ヴェルディのホームスタジアムとして知られるほか、下位リーグのサッカー試合やラグビーユニオンの試合など、幅広い競技の舞台となっています。

スポーツ以外でも、コンサートやフリーマーケットなどのイベント会場として活用されており、2011年の東日本大震災の際には被災者の避難所となるなど、地域社会における重要な拠点としての役割も担っています。

Stadium exterior

主要な実績とハイライト

  • 2019年ラグビーワールドカップ 開会式および開幕戦を含む計8試合を開催。
  • 2020年夏季オリンピック: ラグビー競技の会場として使用。なお、IOCの商業主義禁止方針に基づき、大会期間中は「東京スタジアム」の名称で運用されました。
  • 2002年FIFAワールドカップ: サウジアラビア代表チームのトレーニングキャンプ地として利用されました。

施設構造と観客席の詳細

スタジアムの総収容人数は49,970人で、全席指定となっています。観客席は2層構造になっており、上層階に20,600席、下層階に29,370席が配置されています。それぞれの階は、メイン、バック、北、南の4つのセクションに分かれています。

屋根の材質は、メインとバックスタンドにテフロン、両サイドにポリカーボネートが採用されており、上層階および下層階の上部をカバーしています。また、メインスタンド内にはVIPルームやレセプションホール、ホスピタリティボックス、メディア席が完備されており、場内には2つの大型LEDディスプレイが設置されています。

Puzzle globe logo

グラウンドの設計と特徴

もともと陸上競技とサッカーの両方に対応できるよう設計されたグラウンドですが、運用上の判断から主にサッカー中心の利用となってきました。サッカーピッチ部分には天然芝が敷かれ、それ以外のエリアには人工芝が導入されています。そのため、ピッチと観客席の間には一定のスペースが存在します。

2013年の国民スポーツ大会開催に合わせて陸上トラックが設置されましたが、サッカー試合時には引き続き人工芝が活用されています。また、近隣の空港による高さ制限をクリアするため、ピッチ部分は周囲の地盤よりも低い位置に設計されているのが特徴です。

Ajinomoto Stadium panorama

立地とアクセス

スタジアムの北側は調布飛行場に隣接しており、南側には国道20号線が走っています。メインゲートは南側に位置し、歩行者専用の跨線橋を通じて国道20号線を越えて直接アクセスできるようになっています。

項目 詳細
総収容人数 49,970人(全席指定)
座席構成 上層:20,600席 / 下層:29,370席
ピッチ素材 天然芝(サッカーエリア)および人工芝
主なホームチーム FC東京、東京ヴェルディ
立地上の特徴 空港の高さ制限によりピッチが低く設計

Key Facts

  • FC東京と東京ヴェルディの2クラブがホームとして使用している。
  • 2019年ラグビーW杯の開会式および開幕戦の会場となった。
  • オリンピック期間中は「東京スタジアム」という名称に変更された。
  • 空港の高さ制限への対策として、ピッチが地盤より低い位置にある。
  • 全席指定で、約5万人の観客を収容可能。

Frequently Asked Questions

このスタジアムをホームとするチームはどこですか?

J1リーグのFC東京と東京ヴェルディの2チームがホームスタジアムとして使用しています。

オリンピックの時に名前が変わっていたのはなぜですか?

国際オリンピック委員会(IOC)の非商業化方針に従い、大会期間中は「東京スタジアム」という名称で呼ばれていました。

グラウンドの芝生はどうなっていますか?

サッカーピッチ部分には天然芝が敷かれており、それ以外のエリアには人工芝が敷設されています。

スタジアムの構造に何か特殊な点はありますか?

近隣の調布飛行場の高さ制限に対応するため、ピッチ部分が周囲の地面よりも低い位置に設置されています。

ラグビーの大会実績はありますか?

2019年のラグビーワールドカップで開会式や開幕戦、3位決定戦を含む計8試合を開催したほか、2020年夏季オリンピックのラグビー会場にもなりました。