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UEFAユーロ2004決勝トーナメントギリシャが起こした歴史的な奇跡

2004年にポルトガルで開催されたUEFA欧州選手権(ユーロ2004)の決勝トーナメントは、サッカー史に残る最大の番狂わせの一つとして記憶されています。グループステージを勝ち抜いた精鋭8チームが激突し、最終的に開催国の期待を背負ったポルトガルを破って頂点に立ったのは、予想外のダークホース、ギリシャ代表でした。

Key Facts

  • 優勝: ギリシャ(決勝でポルトガルに1-0で勝利)
  • 開催期間: 2004年6月24日(準々決勝)〜7月4日(決勝)
  • 決勝会場: エスタディオ・ダ・ルス(リスボン)
  • 新ルールの導入: 国際大会で初めて「シルバーゴール」制度を採用
  • 特筆すべき記録: ジネディーヌ・ジダンとリリアン・テュラムが大会出場数記録を更新

大会形式と特殊ルール

決勝トーナメントは、負ければ即敗退となるシングルエリミネーション方式で進行しました。準々決勝、準決勝、そして決勝の3ラウンドを経てチャンピオンを決定します。

注目すべきは、当時の延長戦に導入されたシルバーゴール制度です。これは、延長前半(15分)の終了時点でリードしているチームがいれば、その時点で試合終了となり勝利が確定するというルールです。もし延長前半を同点で終えた場合は、さらに15分の延長後半が行われ、それでも決着がつかない場合はPK戦(各チーム5本)へと移行しました。なお、1984年大会以降の慣習通り、3位決定戦は行われませんでした。

勝ち上がった精鋭チーム

各グループの上位2チームが、この過酷なトーナメントへの切符を手にしました。

【グループステージ通過チーム一覧】
グループ 1位(勝ち上がり) 2位(勝ち上がり)
グループA ポルトガル ギリシャ
グループB フランス イングランド
グループC スウェーデン デンマーク
グループD チェコ共和国 オランダ

激闘の準々決勝:波乱の幕開け

準々決勝では、強豪国が次々と姿を消す波乱が起きました。ポルトガル対イングランド戦は、延長戦までもつれ込む激戦となり、最終的にPK戦(6-5)で開催国ポルトガルが勝利しました。一方、フランスはギリシャに屈します。アンゲロス・ハリステアスの強力なヘディングシュートにより0-1で敗れ、フランス代表の快進撃はここで止まりました。この試合後、ジャック・サンティーニ監督は退任しています。

また、オランダはスウェーデンと対戦し、120分間スコアレスのままPK戦へ突入。5-4で勝利し準決勝へ駒を進めました。チェコ共和国はデンマークを3-0で圧倒し、ミラン・バロシュが2ゴールを挙げる快挙を成し遂げました。

準決勝:シルバーゴールの衝撃

準決勝の第1試合では、ポルトガルがオランダを2-1で撃破。クリスティアーノ・ロナウドとマニシェの得点により、決勝進出を決めました。

もう一方の準決勝、ギリシャ対チェコ共和国戦は、大会史上初のシルバーゴールによる決着となりました。チェコが試合を支配し、何度も決定機を作りましたが、ギリシャの守備とゴールキーパーのニコポリディスの好セーブが立ちはだかります。均衡が破れたのは延長前半、トラヤノス・デラスがコーナーキックからヘディングでゴールを決め、そのまま試合終了となりました。

決勝戦:ギリシャが欧州の頂点へ

2004年7月4日、リスボンのエスタディオ・ダ・ルスで行われた決勝戦。対戦カードは、大会の開幕戦を戦ったポルトガルとギリシャという、極めて珍しい組み合わせとなりました。

試合は均衡していましたが、57分にギリシャのアンゲロス・ハリステアスが決勝ゴールを記録。その後、ポルトガルが猛攻を仕掛けましたが、ギリシャの堅い守備を崩すことはできず、1-0でギリシャが優勝を果たしました。この勝利により、ギリシャはサッカー界に衝撃を与え、歴史的なチャンピオンとなりました。

Frequently Asked Questions

シルバーゴール制度とは具体的にどのようなルールでしたか?

延長戦の前半(15分)が終わった時点で、どちらかのチームがリードしていれば、その時点で試合が終了し、リードしているチームが勝者となる制度です。

ギリシャが優勝した際の決勝戦のスコアは?

ギリシャがポルトガルを1-0で破り、優勝を勝ち取りました。得点者はアンゲロス・ハリステアス選手です。

フランス代表が敗退した準々決勝での得点者は誰ですか?

ギリシャ代表のアンゲロス・ハリステアス選手がヘディングシュートを決めており、フランスを0-1で破りました。

ポルトガル対イングランドの準々決勝はどのように決着しましたか?

延長戦まで2-2の同点だったため、PK戦が行われ、ポルトガルが6-5で勝利しました。

この大会で出場記録を更新した選手は誰ですか?

フランス代表のジネディーヌ・ジダン選手とリリアン・テュラム選手が、UEFAユーロ通算14試合に出場し、当時の最多出場記録を更新しました。

References

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